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rikaちゃんと

築地へ。

場外の喧噪を抜け場内へ入るとひんやりと湿った空気が流れていた。

人々の通り道なんだけど異界への入り口にもなっているような。

黒い服の裾をひるがえし前をゆくrikaちゃんは異界へと導く巫女か。

迷路のような通路をあちこち寄り道しながら穴子の店をめざしてゆく。

キョロキョロしていると迷子になりそう。

山から降りて来た目にさまざまな食材の溢れる市場は日常から逸脱した夢の空間。


築地から歩いてrikaちゃん宅へ到着。

ドアを開けると川のほうから心地ちよい風。

迎えてくれたtakuyaさんにちょっと照れる。

久し振りに会った人がいい年の重ねかたをしているのは嬉しいものだ。

「ほら、遊覧船」と言われてベランダへ。

下の川をゆっくりと滑るようにゆく遊覧船を眺めながらビールを頂く。

おしゃべりをしている間にキッチンからいいにおいがこぼれはじめる。


お昼ごはん。

○ 穴子と実山椒(実山椒は一粒づつ枝を外して作ったもの)

○ かぶ塩もみ

○ きゅうり塩もみ

○ 汲み湯葉(塩とオリーブオイルで)

○ 茶碗蒸し(鳥と銀杏)

○ 穴子飯(錦糸卵をたっぷりのせて)

○ 瓜粕漬け

○ ヨーグルトのジェラード(レモンの香りが爽やかなtakuyaさんお手製)

※ 夫へのお土産に穴子飯のお弁当


おいしいものを頂くと細胞が緩む。

体って正直。

そしてやはり食の向こうに見えるのは人だ。

彼女からおいしいものが生まれるのは必然。


横浜の「巡礼展」へ。

ギャラリーの入り口から薄暗い隙間のような通路を抜けて展示会場へ。

そこは時間の流れかたが外と違っているように感じられた。

感覚にフレームをもうけずに見る。

形として託されたほうが伝わることがあるんだなぁ。

薄紙の作品を光に透かすときれいで何度もかざして眺めた。

少し遅れてchiekoさんが涼しげな装いで到着。

またお会いできて嬉しかった。



     by 店主 ♀


by grass-b | 2016-06-09 15:54
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