ガルシアの隠れ家
by grass-b
秋の一日
落田謙一さんの展覧会にrikaちゃんと軽井沢へ。
晩秋の軽井沢は浅間山の稜線が薄紫色から紫色に変わって風景のピントが合っている。
現代美術館まで木々の葉を散らすような風と一緒に歩く。

印象に残ったのは海と空が溶け合い、光と色がはじけてるような作品。
描かれるはずのものが、間引かれているような感覚。
自在な浮遊感。
眺めていると視覚的ではないなにかが浮かびあがってくる。
感情の濁りがとれて、透き通った体の中を秋の光が満たしていくようだ。

万平ホテルのカフェテラス。
メニューには「昔ながらのプリン」「伝統のババロア」「ジョンレノンのミルクティー」など。
記憶の中で静かに発光しているもの。

帰り道、日没寸前の空がスミレ色に映える時間。
歩道橋の上で物の形が薄れていく直前の光を彼女が撮る。
あっという間の秋の夕暮れ。

      by ♀

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by grass-b | 2014-12-05 20:05
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